ネギのおはなし!(^-^)!

こんにちは!北明保険センターのペンネームPです。
札幌の朝晩は一段と冷え込むようになりました。
暖房をつける時間も増え、通勤途中の街路樹もすっかり色づいています。
9月までは半袖で過ごした日もあったのが嘘のように、季節の移り変わりを感じます。
我が家の小さな家庭菜園も、夏にはトマトやピーマン、じゃがいも、枝豆などを育てていましたが、ほとんどが片づけを終え、今は少し寂しい風景になっています。
そんな中で、まだまだ元気に頑張っているのが「小ネギ」です。
この小ネギ、実はスーパーで買った束の根っこを試しに植えたのが始まりでした。
捨てるのがもったいなくて、軽い気持ちで庭のすみに差してみたところ、いつの間にか根付いて新しい芽が出てきたのです。
それからは、少し伸びては収穫し、また伸びて…と、思いのほかたくさん収穫できるようになりました。
薬味がちょっと欲しいときに、庭からさっと摘んで使えるのはとても便利です。
全然世話をしていないのに、冬を越えて毎年同じ場所で育ってくれるのもうれしいことです。
わが家でネギが欠かせない理由には小さな思い出があります。
私が高校生のころ、生物の先生がよく「受験生はネギを食べなさい」と言っていたのです。
母にその話をしてからは料理に必ずネギを加えるようになりました。
当時は「なぜネギ?」と思っていましたが、調べると、ネギに含まれる成分は「免疫力アップ」「血流改善」「疲労回復」「老化防止」等に役立つとのだとか。
そして、私自身が母になった今も先生の教えを守り、ネギはわが家の定番食材に。
料理にネギを少し加えるだけで彩りと香りが際立ち食欲がわいてきます。
寒くなるこの時期は、鍋料理のつけダレにたっぷりの刻みネギを入れるのが楽しみのひとつです。「受験生はネギを食べなさい!」と先生と同じセリフを言いながらネギ料理を作ったおかげでしょうか、受験の時期を元気に乗り切り、子供は無事に進学することができました。
今年も雪の便りが聞こえる季節になりました。
家庭菜園は春までお休みですが、小ネギだけは、もう少しのあいだ活躍してくれそうです。
買ったネギの根を植えただけで、こんなに長く楽しめるとは思っていませんでした。
来年は庭に育ったバジルを使って、室内で冬も越せる水耕栽培を試してみようかと思っています。

